6月2日に墨田支部と江東支部との共催で、弁護士の舟串信寛先生を講師に迎えて、合同研修会「マイナンバーの概要」が開催されました。

両支部のほか他支部からも多くの行政書士が参加し、今後施行されるマイナンバー制度について詳しく解説していただきました。

この制度は来年1月から実施されますが、今年10月以降に各自治体から全住民に12桁のマイナンバーが通知されることになっています。

これにともない、民間企業等でも税金や社会保険の手続きで、従業員のマイナンバーを取り扱うことになりますが、マイナンバーはとても重要な個人情報ですので、取扱いにあたっては事前に厳重な安全管理措置、体制を決めておかなければいけないことになっています。

もし情報漏えいなどがあった場合は、懲役刑まである厳しい罰則が課せられますし、仮に悪意をもった社員がマイナンバー情報を外部に漏えいさせた場合には、管理体制が悪かったということで会社も罰せられることになります。

研修では、マイナンバー制度の内容だけでなく、民間企業等における安全管理措置の策定方法についても詳しく教えていただきました。

一人でも従業員を雇用している事業所は、あらかじめ安全管理措置を決めておかなければいけないことになります。しかも制度の実施は来年1月ですので早急な対応が求められます。

なお、行政書士が許認可等で委託先の企業の従業員のマイナンバーを取り扱う場合には、その行政書士事務所ではより厳しい安全措置をとっておかなければいけないことになるので、行政書士にとっては必ず知っておかなければいけない重要な制度です。

どのような安全管理措置を取らなければいけないかは、内閣府がガイドラインを示していますが、その体制の策定に当たっては行政書士がお手伝いいたしますのでご相談ください。

講義の後は、講師の舟串先生を交えて懇親会が行なわれました。

舟串先生はとても気さくな方で、さらにマイナンバー制度だけでなく、幅広い分野の制度に詳しい方なので、行政書士や弁護士の課題などについて、冗談なども交えながら楽しく語り合いました。(写真は舟串先生を交えて行われた懇親会の様子です)

講義をしていただいた舟串先生には心より感謝申し上げるとともに、今回の研修を江東支部との合同研修会としていただいた墨田支部の方々にもお礼を申し上げます。

2015-06-03

立山昭浩