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相続

【遺言・相続等】

親族がお亡くなりになり、相続が発生した場合、遺産を相続する際に手続きが煩雑になることがあります。
例えば、相続人が多すぎて戸籍集めが一向に進まず被相続人の預金が解約できない、先妻との間に相続人がいるようだが音信不通だ、などなど。
行政書士は、遺言・相続の専門家として、お客様からの相談を承っています。また、近年は成年後見業務にも力を注いでいます。
どんな些細なことでも親切、丁寧に対応致しますので、お近くの行政書士にお気軽にご相談下さい。

【相続とは】

相続は、被相続人(亡くなられた方)の死亡によって開始され、被相続人の財産に属した一切の権利・義務が相続人に承継されます。

相続が開始されると、それに伴い様々な手続きの必要が生じます。主な手続きは以下の通りです。

・相続人および相続財産の確認

・遺言書の有無の確認、検認手続き

・準確定申告(4ヶ月以内)

・遺産分割協議

・相続財産の名義変更

・相続税の申告(10ヶ月以内)

このように様々な手続きを一定の期限内に行わなくてはなりませんが、全ての手続きが必要になるわけではありません。相続が開始された早い段階において、専門家である行政書士が関与することで必要な手続きを把握し、どの手続きをどの専門家に依頼すると良いのかを判断することも可能になります。

また、相続手続きにおいて行政書士は遺産分割協議書の作成や、相続関係説明図の作成等を行うことができます。これらの書類は、相続手続きを進めていく上で、ほとんどの場合で必須のものといえます。

【相続の基礎知識】

<相続人と法定相続分>

相続人の範囲と相続分は民法に定められており、それぞれ法定相続人・法定相続分といいます。

法定相続人と各相続分は下表の通りです。

相続順位 相続人(配偶者は常に相続人となる) 法定相続分
第一順位 配偶者 子(または孫) 配偶者1/2 子1/2
第二順位 直系尊属(父母等) 配偶者2/3 直系尊属1/3
第三順位 兄弟姉妹 配偶者3/4 兄弟姉妹1/4

<遺留分>

被相続人が、遺言によって法定相続分とは異なる相続分(指定相続分)を指定した場合は、その意思が優先されます。しかしながら、指定相続分が優先されるとはいえ、兄弟姉妹以外の相続人には相続財産の一定割合が留保されており、これを侵すことはできません。これを遺留分といいます。遺留分の割合は下表の通りです。

相続人 遺留分の割合
配偶者と子 被相続人の財産の1/2
配偶者と直系尊属 被相続人の財産の1/2
配偶者と兄弟姉妹 被相続人の財産の1/2(但し兄弟姉妹には遺留分はなし)
子のみ 被相続人の財産の1/2
直系尊属のみ 被相続人の財産の1/3
兄弟姉妹のみ なし
配偶者のみ 被相続人の財産の1/2

<具体例>

法定相続人・法定相続分・遺留分について具体例を挙げておきます。

被相続人は波平、相続人は妻のフネとその子であるサザエ、カツオ、ワカメの4人とします。波平が残した相続財産は総額1億2000万円でした。

さて、この場合の法定相続分を考えると、常に相続人になる配偶者であるフネが1/2の6000万円を相続することになります。残り6000万円を第一順位の相続人である子のサザエ・カツオ・ワカメが均等に相続するため、各々の相続分は2000万円となります。

では、波平が「最愛の妻フネに全財産を相続させる」という旨の遺言書を残していた場合を考えてみましょう。

仮に法定相続分通り相続していれば手に出来た2000万円がどうしても諦められないカツオは遺留分としていくらの請求をすることができるのでしょうか。

遺留分の割合に法定相続分の割合を乗じたものが各々の請求できる遺留分となります。

今回のケースは、相続人が配偶者と子となるため、遺留分の割合は1/2となり、カツオ自身の法定相続分の割合は1/6(1/2をサザエ、ワカメと1/3づつ)ですので1億2000万円の1/12にあたる1000万円をフネに請求することができます。

当然ですが、波平の最後の意思表示である遺言書を尊重して、フネが全財産を相続しても問題はありません。

【相続関係説明図とは】

確定した相続人の範囲を家系図のようにまとめたもので、相続人が誰であるのかを一目で確認することができます。

手続きによっては、相続関係説明図を添付することで、戸籍等の原本が還付される場合もあります。

【遺産分割協議書とは】

相続人間で相続財産の分割方法を協議し、その合意内容を書面化したものです。相続人全員が署名し、実印を捺印することで、合意内容を明確にするとともに、対外的に証明する資料となります。

具体的には不動産や預貯金の名義変更の際に、遺産分割協議書が添付資料として必要になります。そのため、遺産分割協議書を円滑かつ不備なく作成することが、円満な相続手続きに寄与するといえるでしょう。

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